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2012.10/17(Wed)

男と男のチョコ争奪戦(バレンタインバトル)!!5

あぁ~…。
この調子だったら、きっとラムレーズンケーキにも、何か仕組んでそうだよなぁ…(泣)
そんなことを念頭に置きながら、僕は恐る恐るケーキに手を伸ばした。

パクッ!

………ッ!
………。
………。
………?
……あれ?

「普通においしいっ!」
「でしょー。白蝶さんの作るケーキは、美味しいんだから♪だから、“普通には”余計よ!」
予想外の美味しさに、お姉さんの言葉も耳に入らずに、僕は無我夢中でケーキを食し始めた。
「うふふ、そんなに慌てて食べなくても誰も取りはしないのに~。」
そんな僕をお姉さんは、微笑ましく見つめていた。

何これ!?
レーズンも上品な甘さですごく美味しいぞ!
今まで食べたどんなケーキよりも美味しい!!
ん……?
でも、何だか変だ。
頭がふらふらしてきた……。
それに何だか眠くなってきた気が……。
ちょっとやばいかも……。
意識が段々……

「………ね…ぇさん…、僕…。」
「高彦くん?」
「ぼ…く…、も…ぉ…、ダ……」

バタン!
「たっ……、高彦くんっ!?」
次の瞬間、僕は意識を失い、カウンターに倒れこんだ。
「ちょっ!大丈夫ですかー!?」
「えっ!?高彦くん、どうしたの!?」
「高彦くん!しっかりしてーーー!!」
「おい!坊主、起きろ!!」
「僕、救急車呼んできますっ!」
(あのバカ!無理しやがって!!)

その後、僕は、丸一日寝ていたそうだ。
症状は、軽い二日酔いだと診断された。(まあ、自業自得だけど……。)
……ってことで、翌々日には退院できた。
大したことじゃないけど、まあ未成年にアルコールが含んだ食品を提供したことで、喫茶店は3日間の営業自粛という処分を受けたそうな。
当然、被害者の僕にも、お詫びという形で、副店長お手製のケーキがいくつか贈られてきた。

あの日から6日間経つが、まだ少しばかり頭痛が続いている。
明日は、バレンタインデーだというのに……。

「あー……、最悪だ……。」
本番前夜になり、何故か38度超の熱を出してしまった。
「明日、熱下がらなかったら、学校休まなきゃだよな~……。」
「ああ、歩美ちゃんからのチョコが……。」
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テーマ : オリジナル小説 - ジャンル : 小説・文学

19:53  |  男と男のチョコ争奪戦(バレンタインバトル)!!(黄枝)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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