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2012.10/17(Wed)

男と男のチョコ争奪戦(バレンタインバトル)!!6

そして、2月14日。
バレンタイン当日。

「ぜーはー、ぜーはー。まだちょっと微熱があるけど、何とか登校出来て良かった……。」
「あっ…!」
昇降口に着くと、僕のフィアンセの姿を見つけた。
「歩美ちゃん!お…はよー……ゼーハー、ゼーハー……。」
「たっ、高彦くん?お、おはよう……。どうしたの?」
「あ…あぁ…。昨日の夜、ちょっと体調崩しちゃって……。まだ本調子まではいかないけど、これぐらいの風邪、僕にとってはへっちゃらさ!」
「そう?とても大丈夫そうには見えないけど……。もう~。無理しないで今日は休めば良かったのに…。」
「休む!休みなんてできないよ!だって今日……八ッ!」
「今日?」
「いや、何でもない!今日も歩美ちゃんに会えて、僕、幸せだなって♪」
「何言ってるのよ。クラスメイトなんだし、毎日会ってるじゃないの。」
「じゃあ、私先に教室に言ってるね。高彦くんも早く上履きに履いた方がいいよ~。」
そう言って、歩美ちゃんは教室の方に行ってしまった。
「……あっ……。」
歩美ちゃんに言われて気づいたが、僕外履きのまま、上がってたんだ。恥ずかしい……。

教室に着くと、早速、クラス中が黄色い声で賑わっていた。
すぐさま、僕にもクラスの女の子はもちろん、上級生、下級生からも、大量のチョコが贈られた。
「美波くん。これ本命チョコです!私の気持ち、受け取って下さい!」
「高彦さま。私、昨日、徹夜して、貴方のためにチョコ作りましたの。受け取って下さる?」
「高彦くん。いつもかっこいい貴方に、あたしからの愛をあげるわー。」
「美波さーん。」
「高さま~♪」

「ありがとう。君たちの気持ち、ありがたく受け取らせて頂くよー。ニコッ(営業スマイル)」
「「「…………キューン……!」」」」
僕の営業スマイルを見て、女の子たちは、満足そうな顔をして帰っていった。
今年もいっぱい貰ったな~☆(←ちょっと嬉しい)
だけど、僕の大本命からのチョコはまだ貰えてない……(泣)

ふと、歩美ちゃんの方に視線を向けると、彼女も女友達にチョコをあげていた。
「はい。これ、優香ちゃんとエリザベスちゃんに。お母さんと一緒に作ったチョコとクッキーだよ。私の作ったのはちょっと形悪いけど、味は美味しいと思う!」
「わー、ありがとう♪それじゃあ、これはあたしから。定番と言えば定番だけど、板チョコを。」
「わたくしからは、パパに頼んで、買ってきて貰ったチョコを。外国のチョコなので、お口に合うかどうか分かりませんけど……。」
「二人ともありがとう。」

結局、朝の時点では貰えなかった。

その後、期待して待ってみたが、一向に歩美ちゃんから、僕へのチョコは貰えなかった。

放課後……。

「高彦くん、一緒に帰ろーう♪」
「えっ?」
「歩美ちゃんから誘ってくれるなんて!どうしたの?まさか……僕のこと……ッ!!」
「何言ってるの?だって、高彦くん、さっきまで保健室で寝てたじゃん。先生から、一人じゃ危ないから、一緒に帰ってあげてって頼まれたし……。」
「あっ、そうなの?」
言わずとも、体に鞭を打って登校してきたので、給食を食べた後、急に体調が悪化し、午後いっぱい僕は、保健室で寝ていた。
「うん、それじゃあ行こうか。」
「あぁ、待ってよ~。」

やったー☆
これは、予想外のハプニングに、期待できそうだ♪

「相変わらず、高彦くんは、いっぱいチョコ貰ったんだねー。」
歩美ちゃんは、僕の持ってる大きな紙袋を見ながら言った。
「まあね。何か知らないけど、僕はモテるからね☆これだけの子が、僕を良く思ってくれてると思うと、お世辞でも嬉しいよ。」
本当は、君に一番に思ってもらいたいけど……。
「ふーん……。」
歩美ちゃん、完全にスルーですかっ!!
…………。
仕方ない、ここは、少し強引な手に出させてもらうよ。

「ねぇ、歩美ちゃん。何か忘れてない?」
「何を?」
「今日はバレンタインデーでさ、好きな人やお世話になっている人へチョコを贈る日だよね?」
「うん。そうだね。でも、チョコなら全部、皆に渡したし、忘れてるものなんてひとつもないわよ。」
はぁ……、完全に僕のこと忘れられてるよ(泣)
「……のは?」
「えっ?」
「………だから…」
「“僕への”…チョコは?」
「高彦くんへのチョコ??」
「うん……。」
うわぁ、自分からチョコ欲しいなんて言っちゃって、すごく恥ずかしいっ///

「………。」
「……ないわ。」
ガーーーーーン!!
なっ、…無いのか……。
いくらなんでもそれは、痛すぎる!!
「……だって、高彦くんへのバレンタインの贈り物は、チョコじゃないんだもの。」
ショックを受けている僕をよそに、彼女から予想外の言葉が発せられた。
「ほぇ!?」
すると、彼女はランドセルの中から、封筒を取り出した。
そして、封筒の中からチケットを取り出し、その1枚を僕に渡した。
「はい。映画の無料鑑賞券。」
「懸賞で当たったもので申し訳ないんだけど、高彦くんには、何かとお世話になってるから、今度見に行こう♪」
「あっ…、歩美ちゃん!ありがとうっ!!」
僕は嬉しくなって、思わず泣き出してしまった。
「ああ、高彦くんたら鼻水が…。はい、ティッシュ。」
「ごめん、ありがとう。フーーーン!」
「……まずは、早く風邪治さなきゃだめよ~。」

チョコは貰えなかったけど、歩美ちゃんと映画デートというこの上ないプレゼントをゲットした、美波高彦であった。

【More・・・】

お久しぶりです。
黄枝です。
先日、メールを整理してたら2008年の3月付で書きかけていたこの小説を見つけたので、勢いで続き書いちゃいました!
成長記と喫茶BVのコラボ小説でございます。
多分、当時の私は、自称美男子の高彦とイケメン従業員たち(葉&黄枝)が、好きな女の子(歩美、桃花)に気をむけるために小競り合いをしたら面白いなと思い、書こうとしたんだと思います。
そこに、ちとるも巻き込んで、ハチャメチャな展開になりましたw
結局、黒蝶さん、登場せずに終わらせちゃった(^_^;)
葉ちゃん、成長記のキャラ、口調とか良く分からなかったから、キャラ崩壊してたらごめんなさい……。
このブログも久しく更新してませんが、4人皆、元気に生きてます☆
皆、社会に出て働いているので、あまりここに来ることが出来ませんが、これからも、よろしくお願いします。
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テーマ : オリジナル小説 - ジャンル : 小説・文学

19:54  |  男と男のチョコ争奪戦(バレンタインバトル)!!(黄枝)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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